こんにちは、タクミです。
僕は学生時代にホームページ制作をしていました。
その後、新卒でソフトウェア開発の会社に就職し、現在2年目の客先常駐SEといった感じです。
ある程度プログラムの経験があるので、割といけるかと思いました。
しかし、なかなか辛いことが多かったので、この記事を書いて少しでも多くの人の役に立ちたいと思い、執筆に至りました。
主な読者さんは以下の方を想定しています。
・未経験からSEになりたいけど、辛いことがあれば先に知っておきたい
・現職SEだけど、未経験で入って苦労していて、他にも辛いと思っている人の意見を知って、己を慰めたい。
現職SEの方へ向けては、最後に辛い現状に対してどうするのかをアドバイスさせていただくので、ぜひ最後までご覧ください。
それではどうぞ。
SEの辛かったこと
この記事を見ている方は、未経験でSEに憧れがあるかもしれませんが、早速辛かったことをお話しします。
- ①恐怖の切り替え作業
- ②業務知識が超大事
- ③(会社によるけど)毎月の稼働時間が予め決まっている
以下、詳細をお話しします。
①恐怖の切り替え作業
「恐怖」で驚かせてすみません笑。
SEは、新しく作り直したシステムを切り替えるタイミングがあるのですが、これがまあ僕にはとてもストレスフルでした。
僕は製鉄工場のSEをしていたのですが、仮に僕がミスして変な状態でシステムを切り替えてしまったら、工場の操業に影響してしまい、最悪操業停止なんて事態もあり得てしまいます。
②業務知識の勉強
これは特に、僕のような客先常駐SEが該当することになりますが、SEは業務知識が超大事です。
SEになる前は「SEはプログラミングだけ勉強しておけば良い」と心でなんとなく思っていました。
確かにSEになるには言語やITの知識が大事なのですが、それとは別で、業務知識についての理解も求められてきます。
「業務知識」とは、以下のように、開発先の会社についての知識のことです。
- 製鉄の工場→製鉄に関する知識
- 空港→空港に関する知識
- 鉄道→鉄道に関する知識
僕の場合は、その工場でしか通用しない言葉がかなり多かったので(例えば、部署名の略称や、独自のシステム名です)、それも覚えるのが大変でした。
業務知識がない状態だと、運用中のシステムで何をやろうとしているのか、なかなか掴むことができなくなるので、この知識は必要になってきます。
業務知識の勉強のタイミングとしては、SEになってからで全然OKです。
ぶっちゃけ、就業後にしか分からない箇所が多いので。
③(会社によるけど)毎月の稼働時間が予め決まっている
これは僕の会社がそうだったのですが、客先との契約の関係で、毎月160時間の稼働が原則で、それ以上働いたらお客さんから自社がもらえる額が増えて、下回るとお客さんからもらえる額が減るという構造でした。
すると、僕の所属するSE会社としては、160時間をなるべく超えて働いてほしいという考えになるので、実質、毎月の稼働時間が予め160時間と決まっているようなものでした。
予め稼働時間が決まっているということは、有給を自由にとれないという不自由さがあるということです。
8月なんかは夏休みで必然的に稼働時間が短くなるので、1日の残業時間が多くなってきます。
SEで辛い時の乗り越え方
ここまで、SEの辛いところをお話してきました。
現実的なところで気を悪くされたら申し訳ありませんが、お伝えした内容を考えた上で、未経験SEになるかどうかをあなた自身で決めてください。
ここまで知った上でSEになりたい方へ向けて、SEになって辛い時の乗り越え方についてお話ししていきます。
- ①同期と喋って励まし合う
- ②趣味に没頭する
以下、詳細をお伝えしますね。
①同期と喋って励まし合う
同期は、SEの経験で見ると、社内で一番自分と境遇が近い存在です。
そんな同期と「現在どんなことをやっているのか」「辛いことはないか」など、いろいろ話すことで、案外自分以外にも辛いと感じている人が多いと知ることができます。
②趣味に没頭する
月並みな意見かもしれませんが、趣味も大事です。
僕は体を動かすこと全般、特に走ることが好きなので、夜に走りに行ってストレスを発散していました。
あと、弦楽器が好きなので、大好きなバンドの曲をコピーしていました(Xjapan,LunaSeaなど)。
趣味がなにかしらあると思うので、没頭してください。
嫌なことを忘れられますよ。
まとめ:SEが辛い時は、やめてもいい
最後に、現職SEで現状つらいと感じている方や、未経験でSEを目指していて、就職後辛くなった時の対処法を知りたい方へ向けて、現職のSEをやめる予定の僕から一言アドバイスをさせていただきます。
結論、SEがどうしても辛いなら、転職を視野に入れると良いです。
この世の中には、たくさんの仕事があるわけですから、あなたはそれに固執する必要が、ぶっちゃけありません。
例えば、マーケティング職に興味がある場合、未経験でも募集している求人をよく見かけるので、そういう会社にアプローチしてみましょう。
未経験募集ではない求人の場合、全くの未経験だと難しいと思うので、何かしら実績をつけておくのがおすすめです。
ここでいう「実績」は、小さくてもいいです。
例えばマーケティング職への職種変更の場合、以下が考えられます。
- ブログを始めて、狙ったキーワードで上位を表示できた経験
- インスタのアカウントをビジネス用に開設し、自分でPDCAを回してフォロワーを伸ばした経験
「ブログをやる」「インスタをやる」は、今日からできます。
自分が本当に興味があるのかどうかを知るためにも、まずは簡単に経験しておくと、ミスマッチが起こりにくいので、今日からやってみましょう。詳しくは以下の記事を参照ください。
なので、興味があったらまずはやってみましょう。
この記事を読んでいる方が20代で他業種への転職を考えている場合、以下の記事をお読みください。転職前の視野を広げるための行動の大切さについて語っております。
終身雇用が崩壊していくこれからの時代、特に重要になる考えなのですが、今のままで満足している方は絶対に見ないでください。
それでは。