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【実例あり】デザイナーへの発注のコツ


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デザインの画像

「デザイナーに発注するところだけど、初めての発注で上手くイメージを伝えられない...どうすればいい?」

上記のお悩みを解決します。

こんにちは、タクミ(@takekawa7293)です。
僕は、LINEマーケターとしての活動で、デザインを過去に発注していました。

 

本記事では、発注のコツをお伝えするのですが、大枠の僕の考えは、以下の本がもとになっています。

 

他にもデザイン発注に関する本を探しましたが、残念ながらこの手の本は世の中にほぼ出回っていないです。

このような状況で出会った本は、内容がかなり良くて、初めての発注で勉強になることばかりだったので、当時の僕からしたら運が良かったです。

 

気になる方は読んでみてくださいね。


 

 

【前提】デザインのイメージ共有は難しい

悩む女性

 

「早くコツを教えてよ」と思うかもしれませんが、もう少しお待ちください。

 

まず先にお伝えしたいことがありまして、何かというと、デザイナーとデザインイメージの認識合わせをするのは、「難しい」ということです。

 

もちろん、あなたがデザイナーであれば同じデザイナー同士、認識合わせがしやすいかもしれませんが、僕のようにデザイン経験がない人がデザイナーに発注する場合、コミュニケーションが難しいです。

 

まあ考えてみれば当たり前で、自分がデザインを専門にやっていた経験があれば、「こうやって指示したら分かりやすいだろう」が直感的に分かりますが、そうでない場合、どうやって伝えればいいのか分かりませんよね。

 

今回、デザイン発注のコツをお伝えしますが、「デザイナーに自分の頭の中のイメージを共有するのは、難しい」ということを念頭において、話を聞いてください。

 

とはいえ、デザイン発注の回数が増えるにつれて、優秀なデザイナーは「この人の頭のイメージはこんな感じ」と推測してくれるので、一度デザインの質が高いデザイナーを見つけたら、同じデザイナーに次も発注するのがおすすめ。(浮気はあまり良くないです...笑)

 

デザインを発注するコツ

ideasの文字の画像

 

繰り返しになりますが、今回のコツは、「デザインよろしく」という本を参考にしています。この方法でデザイナーに発注するようになってから、かなり喜ばれました。

 

この本で紹介されているチェック項目のうち、要約してご紹介します。

デザイン発注のコツ

・目的、ゴールを明確にする
→制作物の目的を明確にする(誰に・何を・なぜ伝えるのか)
・数値目標
→目的やゴールを数値目標に落とし込む(いつ・どのくらい・どうしたい)
・プロジェクトの全体像
→プロジェクト全体のどこの箇所をお願いするのか
・ターゲットの設定
→誰に見てもらうデザインなのか
・ターゲットのニーズ
→ターゲットのどのようなニーズを満たせば良いか
・目にしたターゲットがどのように感じるのか

 

僕は上記のコツを、そのまま自分に置き換えて考えてました。

以下は、とあるオーダースーツ店のLINEマーケティング施策を担当させていただいたときに、実際にデザイナーに発注した時の内容です。

 

・目的、ゴールを明確にする
→LTVを上げる(リピート回数UPにより)
・数値目標
→年1回来店⇨年4回来店
・プロジェクトの全体像
→YouTubeを見たユーザに、お店のことを深く知ってもらうための媒体としてLINEを活用
・ターゲットの設定
→30代の男性事業主。面倒なことは嫌いで、500円クーポンごときでは使う気にならない。
・ターゲットのニーズ
→スーツを着て、もっと自信をつけて仕事の成果を上げたい
・目にしたターゲットがどのように感じるのか
→高級感がありながらも、親密さを感じる。見やすくて、押しやすいリッチメニュー

 

僕の場合、LINEで使う画像の発注で、上記の内容をデザイナーにお願いしました。当然あなたの制作物の場合、大きく変わってくる箇所もあるかと思うので、一度、上の型に当てはめて考えてみてください。

 

納期と見積もり内容も提示した上で、上記チェック項目を共有すると、向こうの手間をかけずにすむので、おすすめです。

 

まとめ:プロのデザイナーの特徴

ここまでご覧いただきありがとうございました。

早速、チェック項目を参考にして、デザイナーへの発注に役立ててもらえたら嬉しいです。

 

最後に、プロのデザイナーの特徴についてまとめます。

 

プロのデザイナーの特徴

1.こちらが事細かく指示しなくても、意図を汲み取るのが上手い

2.知らない業界のデザインの場合、リサーチをする

 

1については、デザインのプロの場合、こちらが1〜10まで言わなくても、いい感じのデザインを作ってくれます。

「このデザイナー、指示をやたらと求めてくるな」と感じたら、ぶっちゃけ、別のデザイナーを探すのが良いです。

 

ドライかもしれませんが、時間は大切ですので。

 

余談ですが、相手がプロのデザイナーの場合、指示は多すぎない方がいいです。理由はシンプルで、デザインの素人が、デザインついて事細かく口出しするのって、まさに「釈迦に説法」状態で、時間の無駄です。相手がプロだと分かっているなら、指示は大枠で、あとはお任せする勢いでOKです。

 

 

2の「リサーチ」に関しては、僕が個人的に感動したので、エピソードを軽く紹介します。

 

当時はサウナのLINE公式を作っていたのですが、いつもお世話になっているデザイナーの方に発注の打診をしたところ、「サウナの業界にはあまり詳しくないので、リサーチして調べておきますね!」と返ってきて、プロ魂を見せつけられました。

 

知らないことに関するデザインでも、調べてイメージを膨らませる行動をするのが、きっとプロのデザイナーですね。

 

最後に、本記事で紹介した本を載せておきます。

 

ちなみに、僕のお世話になっているデザイナーの方は、サエさん(@sae_line_design)です。

この方はまさにプロのデザイナーで、毎回、質・対応ともに神なので、LINEのデザイン発注先は彼女がおすすめです。


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