こんにちは、タクミと申します。
この記事を書いている今は2021/3/20で、就活本番ですが、就活と長期インターンを両立して励んでいます。
今、この記事を読んでいるあなたは「学生で長期インターンに少し興味のある人」かと思います。
僕は長期インターンでものすごく成長を感じました。
それも今まで経験したことがないような本当の成長です。
心の面、思考の面など、多くの面で僕は長期インターンに助けられました。
社会人に向けた準備期間としての学生期間、長期インターンをほんとにオススメしたいです。
僕がそう思うようになるまでの体験談を、あなたにお伝えします。
それではどうぞ m(__)m
大学3年11月、長期インターン始動
大学3年の11月から長期インターンシップ(約6ヶ月)に採用されて、他のインターン生2名と一緒にWebマーケティングのお仕事をさせてもらっています。
ちなみに僕が長期インターンシップに応募したサイトはJobPackerというところで、「名古屋にもっと長期インターンを広めたい」という理念を掲げられています。
また、JobPackerを運営しているOnePileという会社のCEO「ともあきさん@tmak_iwt」に学生コミュニティに誘ってもらって、そのコミュニティで就活の悩みとかを聞いてもらったりしています。
なぜ「僕」が長期インターンに採用されたのか?
これ、今でもあまりよく分かってないんですよね。
なぜなら、僕の他に受けていた学生が偏差値60後半~70くらいの大学の人で、自分より圧倒的に偏差値が高かったからです。
一方、僕が通ってる大学の偏差値は50ちょっとあるかどうかくらい。
ということは学歴を見ていては分からない、「何か」が僕にはあったはず。
それで自分なりに採用された理由を分析してみたのですが、以下の2つの理由かなと思います。
- インターンの業務内容に似たことを経験をしていた
- 「本当に御社でインターンがしたい」アピールをした
インターンの業務内容に似たことを経験していた
僕はWebマーケティングのインターンに採用が決まりました。
そしてこのWebマーケティングに関して、
- ブログ
- SNS運用
- Web制作
などを既に経験していた状態で、面接のときにその経験を話して「自分の可能性」を先方に見出してもらい、採用につながったとかですかね。
「本当に御社でインターンがしたい」アピールをした
これですね、めちゃめちゃ考えてました。
さっきのようにWebマーケティングの経験だけだと、人とカブってもおかしくないですよね。
なので、コミット具合をいかに先方に見せて、「この人はかなり考えてくれてるなあ」と思わせるかが鍵だと思っていました。
当時インターン選考が何回か続き、選考の課題提出が「あと3日」とか、かなり短いの日もありました。
そのように差し迫った期限なので、普通なら「まあこれくらいでいいだろう」と少し手を緩める人が多いのかもしれません。
でも僕はその課題提出に全力で取り組んで、本を読み漁りなどもして、ひたすら文字を打っていました。
きっとその熱意、気合が伝わってくれたのだと思います。
悲報:長期インターン3月に辞めようと思ったorz
これまでの話を聞いて、「長期インターン入ったんだから、もう勝ち組じゃん」と思った方もいるかと思います。
僕も最初はそうでした。
「長期インターンに入ったらそれ就活のときにめっちゃアピールできるじゃん」と思ってました。
でも長期インターンはそんなに甘くなかったです。
長期インターンは、他のインターン生がいるなら彼らとも一緒に行動し、プロジェクトを進めていかなくてはいけません。
結論言うと、メンバー間の認識のすり合わせ不足やお互いの理解不足、コミュニケーション不足が積み重なり、一時はチームが崩壊しかけました。
具体的には、僕のコーディングスキルがそこまで高くないのにかなり高いレベルを要求されたり、実装方法が分からなかったとしても誰も頼れる人がいなかったりして、僕は精神的苦痛をものすごく感じていました。
当時は親からも「大丈夫?」と心配されてたほどです笑
このような状況で、しまいにはメンバーの1人に「君はインターンに選ばれるような人じゃないよね?」をほのめかす発言がありました。
これを聞いた僕は、担当していたサイト制作への気力を完全になくし、戦意喪失に。
心がグサっとえぐられ、ショックのあまりインターンのことなんてもう何も考えられなくなってました。
その日の帰り、他のインターン生との帰り道で平気な顔を装っていたのですが、心の中では「もう一生こんなとこ来るか。辞めてやる。」と、辞める覚悟ができていました。
その日の夜、スゴく苦しかったので、インターン中にお世話になっている方に「辞めさせて下さい」と電話で僕は伝えました。
するとその方は親身に相談に乗ってくれて、「ごめん、辛かったね。環境を整えてあげるから、来れるならまたインターンにおいで。」と包容力のある感じで、優しく返答しました。
「そうは言っても、やっぱりあんなひどいことを言うなんて許せない...」、、その時僕は一人泣いていました。
その後、僕のことを心配してくれた長期インターンサイトJobPackerを運営している方とZoomでお話して、問題があった当時の状況を話しました。
すると彼は「なるほど、そういうことがあったんだね。」と言い、次の3点を書き出してみることを提案しました。
- 問題が起きた原因
- 自分の悪かったところ
- これからどうするか
そしてZoom相談終了後、僕はこの3つをずっと考えてました。
すると、当時は「アイツが全部悪い」と思ってたのが、「自分にも非があった」ことに、初めて気づきました。
例えば、僕はあまり騒ぎを起こしたくない性格なので、言われたものができない または難しい場合にハッキリ「No」と言うことができていませんでした。
無理に僕が引き受けて、結果みんなに「なんか違うぞ?」と思われてしまうので、自分も他のインターン生も嫌な気持ちになっちゃってました。
これを受けて、僕はこれからは「無理なときはハッキリNoと言う。サイト作ったことのない人に対しても納得してもらえるようなNoをする」ことに決めました。
また、別の問題点として「僕のWeb制作スキルを皆が過信している」ことが考えられました。
僕はプログラミングのこととかをこのブログに偉そうに書いていますが、実際のところサイトを一から作った経験はなく、受注したことのある案件もトップページ制作案件くらいのものでした。
それを皆に伝えていなかったので、「僕が思う自分のスキル」と「皆が思う僕のスキル」にギャップがあり、コミュニケーションが噛み合わないことに。
「もう辞めたい」と言った2日後、苦しみやつらさを感じながらも出社し、インターン生や先方の方々との話し合いへ
この日までLineを見ないようにしていたのですが、話し合い当日の朝、自分が思ってることを彼らにLineで正直に伝えました。
Lineでは先ほどアドバイスをもらったと言っていた次の3点と、普段は言えなかったけど「感謝していること」を皆に伝えました。
- 問題が起きた原因
- 自分の悪かったところ
- これからどうするか
すると皆、僕の辛い気持ちを分かってくれたらしく、お互いに「いけなかったところ」「悪かったところがあったよね」と分かり合うことができました。
僕は心がとてもスッキリして、完全に吹っ切れました。
インターンの帰りには一緒に、泣いて笑って、帰りました。
ということで、改めて長期インターンを皆と頑張っていく
今回、長期インターンで一時はチーム崩壊の危機がありましたが、僕はとても大事なことをたくさん学ばせてもらった気がします。
どんな仕事場に行っても、自分を理解してくれてる人ばかりではありません。
また、逆に自分も相手のことを必ずしも理解できているとは限りません。
- 問題があったら抱え込まない
- 自分を盛らない
- 嫌なことがあっても、衝動的になるな。客観視して自分にとってベストな方法だと思う道を選べ
...などなど
とにかく、この長期インターンシップという経験が、僕にとってもの凄い重要なことを肌で教えてくれたっていうことです。
この記事を読んでいる学生のあなたにも、長期インターンにぜひトライしてほしいです。
もちろん選考に落ちることもあります。
僕は今行っている長期インターンの前に、1社選考を受けたのですが、残念ながら落ちました。
しかし、そこで僕は採用担当の方と面接をしていて、
- 自分はこういう考えを持っているんだ
- 第一印象で、他者から見たらこう思われてるんだ
- チームで働くことに対してこういう価値観を持っているんだ
など、「面接の場」を通じて自己分析を深く考えることができました。
そしてこれもまた貴重な経験じゃないですか。
何社落ちてもいいんです。
そこから「学び」が1つでも得られれば、長期インターンの選考に挑む価値は十分にあると僕は思ってます。
2社目で長期インターン先が決まったのは、運の要素もあったかもしれませんが、当時の僕の状態は
- インターンの業務内容に似たことを経験をしていた
- 「本当に御社でインターンがしたい」アピールをした
です。
この記事が、あなたに少しでも「長期インターンにトライ」する気持ち、きっかけを与えられたら、ほんとに嬉しいです。
それでは。。