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「影響力の武器」の書評【実験例も漫画風に紹介】

 

「影響力の武器」の書評が読みたい。本で紹介されている実験例が知りたいなあ。

 

このような疑問に答えます。

 

 

この記事を書いているぼくは大学までは読書に全く興味がなかったですが、今では自宅近くのブックオフに行って読み漁るほど好きになりました。

 

それまでに取り組んだ過程を下記の記事にまとめたので、読書嫌いの方はぜひどうぞ。

読書嫌いを克服する方法【結論:本を好きになれる工夫が大切】

 

「影響力の武器」を実際に読んでみましが、「人生のバイブル本」になり得る本だと感じました。

 

世の中には「短期的に役立つ本」がありますが、「影響力の武器」は間違えなく「長期的に役立つ本」だと思います。

 

その分お値段が3000円ほどと高いですが、この記事を読んで買うかどうか決めてもらえたらと思います。

 

この本は400ページ以上でかなり分厚く、内容全部は紹介できないので一部をご紹介します。

 

 

記事の流れ

・「影響力の武器」の基本情報

・「影響力の武器」の書評

・質問に回答します

 

「影響力の武器」の基本情報と概要

基本情報

著者:心理学者ロバート・B・チャルディーニ

累計発行部数全世界で200万部超えの世界的ベストセラー本。

 

この本でひたすら言っていることは「影響力の武器」の名前の通り、「人を上手く操ることができる方法」です。

 

その中には、あなたも既にやられたことがあるだろう心理学テクニックもたくさんあると思います。

 

そう。セールスマンなどに悪意があるかどうかは置いといて、ぼくたちは無意識に騙されていることがあるのです。

 

この本で紹介されている心理手法を知ることで、そのような騙されている状態を意識することができます。

そしてそれは結果的に、「騙されている状態」から脱却することにつながります。

 

また、このような防衛策としてだけでなく、逆にそれを相手に使えるので営業などにも役立つでしょう。

 

「影響力の武器」の書評

影響力の武器の1つ「返報性」

実験内容

「美術鑑賞」という名目で行われた心理学者デニス・リーガンによる実験。

2人の参加者に美術鑑賞をしてもらいました。

 

実はこの参加者のうち、一人はリーガンの助手であり、実験の協力者。

もう一方の参加者をAとする。Aのみが実験について何も知らない状態です。

 

登場人物

心理学者リーガン

リーガンの助手(実験の隠れ参加者)

 

A(実験のことを知らない参加者)

 

*便宜上、本の登場人物と名前を変えているところもあります。

 

実験の動き

心理学者リーガン
心理学者リーガン
それでは今から美術鑑賞スタートです。
リーガンの助手
リーガンの助手
(参加者のように振る舞いながら美術鑑賞中)
A
A
(美術鑑賞中)

しばらく時間がたち、休憩時間に。

ここでリーガンの助手が条件に合わせて動き出します。

 

 

鑑賞の時間が終わり、Aと二人きりになったタイミングで、助手がある話を持ち出します。

 

助手
助手
実は新車が当たるくじ付きチケットを売ってるんだけど、最も多く売れば50ドル賞金が手に入る。1枚25セントのチケットだけど、何枚でもいいから買ってくれないかい?

 

Aが買った枚数は以下の結果になりました。

なんとAにコーラを買ってあげた方の条件では、何もしないという条件より、Aが購入したチケット枚数が2倍になりました!


 

実験の考察

「助手が休憩時間のときAにコーラを買ってあげた」ことは「Aに親切なことをした」ということです。

 

少しの親切心でここまで人は影響を受けていることが分かる実験ですよね。

 

ここからがさらに恐ろしいところで、助手にコーラの借りがあるAは、助手が好きかどうかに関係なくチケットを購入していたことが分かりました。

 

つまり相手のことがたとえ嫌いでも、「親切」を受けてさえいると、人は「もっと買わなきゃ...」とか自然と思っちゃうわけです。

 

これは、ぼくたちが毛嫌いするようなセールスマン、組織団体などでも同じことが言えます。

 

普段なら絶対に無視や拒否をする人に対しても、その人が何か自分に親切を施すと、それだけで彼らの要求を飲むことにつながってしまう可能性が高くなります。

 

このように、親切にされるとお返しをしなければいけなくなるという心理現象「返報性」といいます。

 

「あれ?自分、今この人に親切にされた?」と思ったら、返報性があなたを支配しようとしてるかもしれません。

 

もちろん信頼できる友達同士の関係だったら、疑っても無駄なエネルギーを消費してしまうだけなので意識しなくてもいいです。

 

ぼく自身、返報性が使われている場面や、実際にやられたという経験がいろいろ浮かんできました笑。

 

質問:「影響力の武器」って心理学の専門用語が多そうだけど、そんな人でも楽しめる?

これに関しては問題ないと思います。

専門用語である大きな見出しに対して、具体例がかなり詳しく書かれているからです。

 

ただ一つ読む際に注意点がありまして、詳しく書かれすぎていて逆に、何を読んでいるのかが分からなくなりがちということです。

ぼくは実際にそうなりました笑。

 

読んでるときに「何読んでるんだっけ?」となったときは、その部分を含む大きなトピックを意識して読むと迷子になりにくいですよ(`・ω・́)ゝ

 

まとめ:「影響力の武器」の書評【実験例も漫画風に紹介】

最後にまとめます。

・「影響力の武器」の基本情報
← 著者:心理学者ロバート・B・チャルディーニ
 累計発行部数全世界で200万部超えの世界的ベストセラー本。

・「影響力の武器」の書評
← 親切にされたら「返報性」を意識。(信頼できる友達を除く)

・「影響力の武器」って心理学の専門用語が多そうだけど、そんな人でも楽しめる?
← 問題なし!大きなトピックを意識して読むといいかも。

 

こういう、今後何十年にも渡って役立つことが書かれた本が、ぼくは好きです。

 

今回は「返報性」しかご紹介できなかったですが、ぜひ他の心理テクニックも学んで、セールスマン防衛やご自身の営業に役立ててほしいと思います。

それじゃ~


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